日本平和委員会全国大会特別決議 イラク特措法の阻止のために全力をあげよう  政府・与党は国会の会期を40日間延長し、イラク特別措置法を強行しようと している。  これは、残虐無法なイラク侵略戦争を正当化し、侵略軍である米英占領軍の活 動に加担するため、戦後初めて戦闘地域に武装した自衛隊地上部隊を派遣するも のである。これが憲法の平和原則を何重にもじゅうりんするものであることは明 らかである。  米軍司令官が明言しているように、イラク全土がいまも戦闘地域である。ここ に占領軍に加担する武装自衛隊部隊を派遣するならば、自衛隊員は殺すか殺され るかの事態に直面する。だからこそ自衛隊員の中にも大きな不安の声が広がって いる。またこの法案が、国家公務員も動員し、自治体や民間にも協力を求められ るとしていることも重大である。  私たちは、かかる悪法を断じてゆるすことはできない。政府・与党は7月初め にも衆議院での採択を強行しようとしており、事態は緊迫している。  再び戦争への道は歩まないとの誓いのもと、半世紀にわたって活動してきた日 本平和委員会は、全国大会の名において、これを阻止するために、平和を愛する すべての人びとが行動に立ちあがることをよびかける。そして、すべての会員と 各地の平和委員会が、学習、宣伝、署名、抗議などの行動の先頭に立つことを、 心からよびかけるものである。 以上、決議する。                                   2003年6月22日 日本平和委員会第53回定期全国大会